知らずに公開してしまう個人情報にご注意!
知らずに個人情報が入り込む


ファイルの縮小版の情報「Thumbs.db」

Windowsで画像が多く入ったフォルダを表示した時、そのイメージの縮小版を表示して選びやすくしている場合があるが、次回以降すぐに表示できるようにThumbs.dbという名前のファイルが作られる。
ただこのファイルが、その画像フォルダと同じ場所に作成されるケースも多い。
この状態で、フォルダごと圧縮などをし公開した場合、そのThumbs.dbも公開されてしまいます。


このファイルには画像のアドレス情報と縮小化した画像のイメージが含まれているようです。
この情報は、Thumbs.dbをワードパッドなどで開くと見つけられます。
相対パスの場合(001.png、002.png……)、このケースでは、公開前にファイル自体を除いたとしても、今までそのフォルダの中に入れたファイル名や縮小イメージが残る事があります。
絶対パスの場合、最近ではフォルダ構造がC:\Documents and Settings\ぶるーぷりん\My Documents…(もしくはC:\Users\ぶるーぷりん\Documents…)のようになるので、PCに登録した個人名まで公開されてしまいます。
また、システムファイルが簡単に見られないようになってきているので知らないまま公開される事があるようです。

このような事を防ぐには、公開前に再度チェックすることをお勧めします。
フォルダオプションで、隠しファイルやシステムファイルを表示させる設定にしないと見つからない場合があります。
また、ディスククリーンアップで縮小表示を選択して削除するのも方法の一つ(でも再び表示させると作られる)
思い切って使用者名を汎用的なものに変えてみるのもいいかも。(私は既定で使ってる)


私もゲーム等を公開していて気を付けているのですが、OSをVistaに変えてから更に気を使い作成しています。
(Win98ではInternet Explorer6にして、縮小表示オプションを設定して縮小表示を選ばないと作られないので心配しなかったが)

なおこの現象はHP作成ソフトを使って、C:\〜で始まるアドレスが残った編集状態のままコピーしたりすると使用者名が残る場合があるみたいです。
この場合適切な部分を削除してください。(ネット上でC:\のアドレスは使いません。C:\で始まっているという事はどこかがエラーになっている可能性が高いです)
(2008/12/24)

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